この度、3月28日に第4回日本リンパ浮腫学会総会が無事に開催されました。
2020年度はCOVID-19が業務や生活に大きな影響を与えた１年でした。2020年の早春に予定していた第４回大会も
真っ向からその影響を受けて１年延期となりました。加えて完全なオンラインへ変更したことに伴って、プログラム
の変更、演題登録した会員の方々や参加登録した方々への対応、企業展示等への対応、抄録集の再校正等、多くの
変更を余儀なくされました。2020年に参加を予定していた方々、出展予定だった企業の皆様には心よりお詫びを申し
上げます。そして、関係者の皆様へは多大な負担をかけることになりました。この紙面をおかりして、感謝の意を
述べさせていただきます。ご理解ご協力本当にありがとうございました。
また、今回の学術集会はたとえオンラインであっても表面的な流れで終わらないように、「積極的な意見交換」の
場とすることを大きな目標としました。すべてのディスカッションをライブで行ったことで、結果的に様々な意見が
様々な職種から出され、活発な学術集会になったと思います。これもひとえに皆様のご協力の賜物と感謝いたします。
開催中は至らぬ点もあったかと思いますが、何卒、ご容赦下さいますようお願い申し上げます。
日本リンパ浮腫学会は様々な職種によって構成されています。リンパ浮腫患者には身体面・心理面・社会面への
総合的アプローチが必要です。今後も第５回、第６回とより幅の広い活発な学術集会を通じて、更にリンパ浮腫患者
の皆様の治療に貢献できることを期待して、御礼の挨拶といたします。
第４回日本リンパ浮腫学会総会
会長 半田 一登